往路も引き続き朝から晴天で、絶好の撮影日和でした。
最初の撮影地は、前日の最後に撮影した台東-山里間の複線区間です。
前日は右側通行だったので、この日も右側通行になるのか、ヤキモキさせられます。
左側通行であれば、順光の絶好なポジションですが、右側通行だと、雑草が生い茂っているので撮影が困難になってしまいます。
どちら側から来ても無難にこなせるように、逆光側から撮るのも安全策でありますが、どうしても、順光側の方が撮影したいので、順光側に賭けることにしました。
すると、直前の対向列車が左側通行で通過していきました。
これなら、間違いなく左側通行でやって来ると確信できました。
そして、思惑通りSLは、左側通行でやって来てくれました。
駅近くのために、煙はまったく期待できませんが、思いのアングルで撮影できて、一発目から満足できました。
次の撮影地は、この日のハイライトである山里-狩野間の鉄橋です。
有名撮影地だけあって、既に多くの人がスタンバイしておりました。
その人垣の後ろから構えようとしたところ、ちょうど前の方が日本語のできる方で、こちらが日本人だと判ると、日本語で話しかけて、折角遠くから来てくれたのだからと、わざわざ三脚をずらして、場所を譲ってくれました。感謝の念を伝えて、暫し鉄道談義。
日本のSLにももちろん興味があるとのことでちょっと情報交換。
そうこうしているうちに、SLがやって来ました。
さすがに多くの人が集まっているためか、頑張って煙を上げてくれました。
このくらい煙を出してくれれば、架線柱も容易に隠すこともできます。
SLが来る前には、キティ模様のタロコ号もやって来てくれました。
次の撮影地へ向かう途中で、バスの車窓からSL列車と並走しました。
なかなか先行できなかったせいか、次の撮影地ではあまり時間 がありませんでした。
この感じだったら、流してみても良かったかも?