2014年2月1日から2日間、青函私鉄めぐりツアー「現役のキ100ラッセルパーフェクトツアー」に参加しました。
弘南鉄道と津軽鉄道のラッセル列車キ100を撮影できる絶好の機会です。
2010年に参加した時は、雪が少なくて、まるで試運転のような状態でした。
その後のツアーは、所用のため参加できず、今回は久々の機会となりました。
ほとんどの方が、前日から青森に向かっている中、自分は当日からの参加でした。
大宮からはやぶさ1号に乗車するのですが、その少し前に上り「あけぼの」がやって来ますので、早めに大宮に向かうことにしました。
しかしながら、前夜の出発が秋田からの繰り上げになっており、もはや定刻運転はほぼ絶望的でした。
少しの望みを持って、大宮に向かいましたが、案の定、電光掲示板には「あけぼの」の文字は見当たらず…。
こうなると、今度は、新青森に「はやぶさ1号」の数分前に到着する下り「あけぼの」が、少々遅れてくれれば撮影できると企んでいました。
さらに、30分程度遅れるのであれば、新青森からタクシーで津軽新城へ行くことも密かに企んでいました。
「はやぶさ」は、定刻に新青森に到着。早歩きで乗換口へ向かいました。 乗換案内の電光掲示板に「あけぼの」の文字が!
おっ、間に合った!と思った瞬間、無惨にも「あけぼの」の文字は消えてしまいました。
在来線への連絡橋からは、雪煙を巻き上げて遠くへ走り去っていく青い車体をかろうじて見ることができました…。
下りはほぼ定刻に走っており、二兎追うものは一兎も得ずを自で行ってしまいました。
こうなると、どうしても見たくなるのが心情。
新青森-青森間は、特急券無しでも乗車可能な「白鳥」で追いかけます。
客車は、結構早めに引き上げてしまうのですが、EF81は、暫く駅構内の外れで停止しているはずです。
案の定、客車とは青森手前ですれ違ってしまいましたが、EF81はまだ駅構内に停車中でした。
ところが、積雪のためか、結構手前に停車しており、跨線橋の柱をどうやってもかわせない位置でした…。
この辺りで停車していると思ったのにぃ…。
取り敢えずのスナップだけ撮影して、ツアーの集合場所へと向かいました。
それにしても、当日の朝に上りと下りの寝台列車を終着駅近くで両方とも撮影できそうになるなんて、新幹線効果はすごいですね。
臨時「あけぼの」のダイヤになれば、前日の下り「あけぼの」出発を撮影して家に戻り、次の朝上り「あけぼの」を撮影。そして、新幹線に乗って、青森口で前夜の下りを迎え撃つのは容易に実現できますね!
まぁ、そんなことをする人はいないかぁ~。(笑)